あか

たけちゃんの独り言

太平洋戦争勃発

◆70年前、日本時間の8日の未明に日本は、真珠湾攻撃をした。以来日本は第2次世界大戦に突入していく。まだ3才に満たず、戦争を意識したのは、5才頃に遊びで防空壕を作る真似事やそれから安曇野のわさび畑近くの銀行跡の建屋での2年余の疎開生活だった。
◆終戦の前年に国民学校に入学。学校で掃除当番で残っていた時、米機が学校近くに爆弾を落し、驚いて家に走り帰った事は恐怖だった。一週間立ち上がれず、「腰を抜かす」を体験した。今安曇野は、美しい風景と湧き水で、もてはやされている。だが疎開者は何かにつけて差別された。家庭をもって一家で一度訪れたが、「故郷は遠くにて思うもの」とその時思った。
◆昨日はカレーうどんを食した。疎開生活では銭湯に行き(数日おき)、凍りつく帰り道の食堂に寄って、皆で夕食のカレーうどん食べた。いつも思い出し話題になる。千葉の農家に育つ妻は、戦争勃発の年に生まれた。思い出話は米軍機が落ちる火炎をみて、墜落機を見に行ったという。4才で覚えているか本人も疑問でいる。強烈な体験は前後の関係なく、断片的に記憶がよみがえる。70年を超えてズート戦争の体験と戦後の関わりは、生活で潜んでいて時々顔を出す。先日の同窓会の帰りの車中談でも、東京大空襲で反対方向に逃げたら、今はないと友は話す。

立川:たけちゃん

【チェルノ原発事故の悲劇描く映画プリピャチ】 12年後のフクシマの姿がここにある

                               
ニコラウス・ゲイハルター監督。上映会の後は長崎・軍艦島に撮影取材に行く予定だ。=3日、アテネフランセ。写真:筆者撮影=

 プリピャチはチェルノブイリ原発そばの村の名前である。原発から4キロという近さだ。原子炉から吐き出された冷却水を運ぶ川の名前でもある。

 チェルノブイリ原発事故後、30キロ圏内は立ち入り禁止区域となり、プリピャチ住民5万人が避難した。避難後に戻ってくるなどして、事故から12年後の映画撮影時(1998年)には700人が立ち入り禁止区域で生活していた。同区域の悲劇を描く映画『プリピャチ』が3日、東京神田のアテネフランセで本邦初上映された。

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たけちゃんの独り言

備蓄原油の放出 ・・・チュニジア政変から僅か2ケ月足らずに、アラブ・北アフリカの反政府デモは15ヶ国に及んでいる。チュニジアのベンアリ前大統領は国外逃亡後脳溢血で危篤状態とか、エジプトのムバラク元大統領の隠し資産が5.7兆円、国民の1日の生活費が2ドルと驚くアウトサイドの話も出てきた。隠し資産5兆円と言えば10年位前の中国の国家予算であり、東京都の予算は6.2兆円だからいかに莫大かわかる。

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【カイロ発】 殉教者たちが支えた市民革命

        
治安警察に射殺された若者たちを慰霊するための献花台がしつらえられた。(タハリール広場。写真:筆者撮影)


 1月28日、蜂起後初の金曜礼拝の日だった。タハリール広場には「打倒ムバラク」を叫ぶ十数万人が集いアラーの神へ祈りを捧げていた。衣擦れの音が厳粛さを感じさせる。

 広場は治安警察が取り囲んでいた。言論の自由を徹底的に封じ込めるのが役目の治安警察にとって、広場の蜂起は足元を揺るがす一大事である。

 治安警察の銃口が火を噴いたのは、祈りが最高潮に達しようとする時だった。銃弾を受けた人たちはバタバタと倒れる。ある男性は頭を撃ちぬかれ、ある女性は胸に銃弾を浴びた。

 彼らの死に報いるために青年たちは戦車前の座り込みを解かなかった。犠牲者たちは天から革命を守ったのである。

 広場の一角には献花台がしつらえられた。花を手向けに訪れる市民が後を絶たない。殉教者たちよ安らかなれ。

東京:田中龍作 田中龍作ジャーナル

たけちゃんの独り言

緊張不足 

 中国で拘束から解放されたフジタ社員が帰国して、人の問題は一段落である。

戦後65年たつ日本は、間接的に朝鮮戦争を経験したが、徴兵制度はなく防衛の軍事と日米同盟による国で、経済で発展し世界で活躍している。

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たけちゃんの独り言

長崎原爆投下
今週も雨は期待できないと思っていたら、今日は1日降ったり、止だりであるらしい。気温も27~8℃で一息つけるようだ。水曜から最高気温は32~3℃になり、週末まで時々雨もある予報であった。

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「オレンジの取り合い」から考える平和創造~北斗の拳「種もみじいさん」の話まで [くらしと安全(交通事故その他)] [編集]

 私は、「弁護士9条の会」に属していますが、実は、特別なイベントを除いて、1回も例会に参加したことはなかったのです。
 が、この間はじめて、例会に参加してきました。

 というのは、今回、2007年の兵庫県弁護士会での憲法市民集会に来て下さった、奥本京子さん(大阪女学院大学 平和学 准教授)が来られ、「紛争を非暴力で解決する」をテーマに、実際に参加者が討論をする、という企画で、特別に先輩弁護士から声をかけてもらったからです。

 

 平和学というのは、例えばこんな本があります。↓ 


ガルトゥング平和学入門

ガルトゥング平和学入門

  • 作者: ヨハン ガルトゥング
  • 出版社/メーカー: 法律文化社
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 単行本

 私がもともと「9条の会」に入ったのは、イラク戦争 と 改憲言論が盛り上がり という2つの要素が時期的に重なっていたことによるものです。
 要するに、アメリカに言われて、どんどん外国に出て行って(出て行かされて)、必ずしも日本や日本国民の利益にならないような戦争にまで巻き込まれ、日本人が命を奪われたり奪ったり、そんなことになっては困る、それを阻止するには、そのときの改憲の動きに抵抗するのが良い、と思ったわけです。

 しかし、私の場合は、もともと、必ずしも徹底した非武装論者でもなくて、憲法9条の精神は尊いのは間違いないが、そうかといって、例えば文字通り「軍隊持たず」と言って自衛隊をいま急に廃止すると言われればちょっと・・・、という感じだし、また、時間と共にイラク戦争は多くの意味で「間違いでした」という評価が優勢になり、さらに、安倍内閣が参院選で惨敗し改憲の動きが一気に下火になったことにより、「特に私がなにもせんでも」というサボタージュ機運が高まり、私の「9条の会幽霊部員化」が加速したのです。

 
 
 さてさて、上は余談で、今回の「紛争解決」のテーマの学習、実に有益でした。

 私は、かねがね、平和主義の理念は何者にもまして重要だと考えていますが、一方で、国家の安全保障というのも現実的に考えなければならない、と思っています。
 そこが欠けると、護憲と言っても改憲と言っても、憲法9条論議もつまらないなあ、と思ってしまいます。

 つまり、日本の国・日本国民がどのようにして安全に生きてゆくか?

 危険のタネ、紛争のタネ、にどういう備えをするか?

です。

 つきつめるところ、「実力」によって備えをしなければならないということも、それを完全に否定することはできないでしょう。
 「実力」は、国家レベルで言って程度の軽いものだと「警察」の「警棒」とか「銃」とか、それが大きくなると、「戦車」「大砲」みたいなものになってくるので「武力」に近づいてきます。
 でも、「軍隊」や「武力による威嚇等」は憲法9条で禁じられるので、ギリギリそうではないということになっている「自衛隊」というもので備えをしている。
 これはこれで、頭を捻った知恵だとも言えると思います。
  
 しかし、「戦車」がないと困る、「イージス艦」がないと困る、という必要性の度合いを、減らせるものなら減らしたいのは誰もがそう考えるでしょう。
 つまり、「実力」「武力」以外の方法で、「危険のタネ」を減らせるならばそれに越したことはないと。
 このあたりになってくると、改憲論者・護憲論者の区別無く賛同できる話でしょう。

 今回は、武力(暴力、実力)行使をせず、紛争の解決(紛争のタネの解決)の可能性を探る、ということでした。


 この講座でやった「問題解決」の思考事例は、つぎのような至ってシンプルなものからはじまります。
 
 「ここに7歳くらいの子どもが2人いました。オレンジが1つありました。さて、どのようなシナリオが考えられるでしょうか?」
 シンプルすぎて「馬鹿にしとるんか?」と言い出す大人げない弁護士もいました。が、それは置いておいて、まじめにシナリオをあげてみますと

1 飽食の世界の子どもは、オレンジを無視する。キャッチボールをする。

2 一方の子はオレンジを所望するが、他方は譲る。
 
3 どちらの子もオレンジを欲しがる。
 → 力の強いほうがとり、弱いほうが譲る。
 → 殴り合いになる。
   → どちらかがとる。
   → 殴り合いの過程でぐしゃっとつぶれてしまう。
 → ジャンケンで決める。
 → ナイフで半分こ。または、ふさごとに分ける。
 → 一人は実を食べ、一人は皮をマーマレードにしてパンにつけて食べる(確かこれは、偉大なる食いしん坊弁護士 津久井進先生 http://tukui.blog55.fc2.com/?tag=%A5%AB%A5%EC%A1%BC  案だった。)。
 
4 オレンジの実(その中の種?)をつかって、オレンジを栽培する。

5 オレンジをもっと必要としている人にあげる。

などなど・・・ということになります。

 それぞれを、分析的に見ます。

  Aの満足度 |①       ④
          |
          |    ⑤
          |
          |③       ②
          -------
                  Bの満足度

 というグラフをつくって、それぞれのシナリオが、上のグラフ上のどこに位置するか、ということを分析していくというのがスタートです。
 
 まず、一番わかりやすく、A対Bで限られたものを取り合う(ゼロサムで取り合う)と考えると、上のグラフの①から②を結ぶ直線上で解決が図られます。
 A100  B 0  の満足
 A70   B30
 A50   B50
 A30   B70
 A 0   B100

 で、一方、紛争解決の公平性を考えると、上のグラフでは、③と④を結んだ線にちかいものが優れているということになる。で、実際に紛争が平和的にまとまりやすいのも③と④を結ぶライン。
 つまり、
・ 両方オレンジをあきらめる
・ 半分こ
・ なぜかオレンジが2こに増えて両者にゆきわたる
等というわけです。

 ということならば、すなわち、線①②と線③④がまじわる「⑤」が唯一の解決の答えか!?という発想が出てきます。
 これは、「オレンジ半分こ」解決案です。
 これしか仕方ない場合はこれでよいのですが、できたら、⑤から④にいける方法を考えよう。
 これを考える際に、頭を柔軟にして、奥本さんの言葉によれば、

「(思考の)飛躍をしてください」

とのことです。

 例えば、
・ オレンジを植えて、いくらでも食べられるようにする
・ オレンジをより必要としている人にあげて、自分が食べるのとは違った種類の満足を互いが得る
・ それまで前提にしていたオレンジの食べ方にとらわれず、皮も利用してマーマレードにする(これは、「価値が増えた」と同じこと。やっぱり津久井先生はスゴイ!食いしん坊万歳!)

などの可能性がないかを、頭を柔軟にして、既存の考えにとらわれずに探る、ということです。

 簡単に言えば、「取り合う」発想(ある意味「常識的」)にとらわれず、もっと互いがハッピーになれる方法はないか、ハッピーの総量が増える良い方法がないかを探れ、ということです。

 逆に、「公平」解決でも、上の図⑤のラインが③方向に下がるものは、あまり優れていない(物別れよりはましだけれど)ということです。
 戦争で互いを破壊し尽くしたとしたら③で最悪、ということになります。(一般に戦争はコストがメチャクチャ高いので、どっちが勝とうと①②ラインよりも左下寄りの結果にしかならないので、極力避けるべきは当然です。)

 
 簡単な「オレンジの話」からでも、紛争解決とは何か、どんなことを目指すべきかということの基本的な発想法のエッセンスは得られるものです。
 
   
 キモは、知恵の働かせどころは、「思考の飛躍」であって、①②ラインから右上のほうに飛べる何か(あるいは、互いが「飛んだように感じられる」でもよい。オレンジの皮→マーマレードのように。)を探れるかどうか、であるようです。
 それができれば、当事者も「暴力や戦争でカタをつけるよりも・・・」となるから、紛争は平和的に解決できる。 
 

 こんな風な「紛争の非暴力解決」の発想法・それに導く技術を高めよう、というのが、奥本さんらのやっていることです。
 このような「紛争解決マンパワー」をはぐくみ強くしていけば、武力に頼る度合いを減らせるはず、というのが今回の趣旨でした。
 紛争のタネのある地帯に数百人規模で「紛争解決技術」を訓練したひとが赴き、平和的解決をサポートするような体制が作れれば、と奥本さんは言われていました(現実には、10数人規模くらいでは世界各地でそのような活動をされているそうです)。

 
 
 ところで、オレンジの話の中で、思い出したのは「北斗の拳」。

 「北斗の拳」は暴力マンガの代表格で、平和とは程遠いように思われます。

 しかし、「北斗の拳」には「種もみじいさん」という素晴らしい登場人物がいます。
 コアな「北斗の拳」ファンの中では絶大な支持を集めています。

 
 「種もみじいさん」とは、こういう人です。

 「北斗の拳」の舞台は、核戦争後の世界。
 暴力と恐怖が支配する無法の世界。

 「種もみじいさん」は、食糧を奪い合い殺し合う必要がなくなるように、村を出て「種もみ」を入手し村へ持ち帰ろうとするところを賊に襲われます。そこに、北斗の拳の主人公ケンシロウが通りがかります。

 おじいさんは賊に対して、

「頼む見逃してくれ!来年この種もみが実ればおまえらにもわけてやろう、それまで待ってくれ!今日より明日、今日より明日なんじゃ!」
と言います。(※ここの「今日より明日」が、私の「教育について」のテーマのサブタイトルでもありますが、まさに、「種もみおじいさん」からいただきました。)
 ケンシロウも、おじいさんにいたく感動して、
「今日より明日・・・ひさしぶりに人間に会った気がする…行こうじいさん、あんたの村へ」
と言って、おじいさんに協力するという話です。

 
 じいさんの「来年この種もみが実ればおまえらにもわけてやろう」が、紛争の「飛躍」的解決で、上の図の④に近づくキーワードでもあるのです。


 理念も大事ですが、お互いの立場を想像して、どっちもハッピーになれる方法を知恵を絞って考えること、また、発想を柔軟にして「飛躍」してアイデアを創造することが、平和な世界をつくるために本当に重要だと思いました。

神戸:村上英樹  弁護士村上英樹のブログ

衝撃 北朝鮮住民による告発雑誌「リムジンガン(臨津江)」創刊

                 

石丸次郎氏.jpg
「リムジンガン」創刊の経緯を語る石丸次郎氏
(3日、日本外国特派員協会にて筆者撮影)

 北朝鮮の住民が自らジャーナリストとして筆を持ち、国内の生活を淡々と世界に知らせる季刊誌、臨津江(リムジンガン)日本語版がこのほど創刊された。3日、日本外国人記者クラブで会見をひらいた発行人の石丸次郎氏(アジアプレス)は同誌朝鮮語版と合わせて「1人でも2人でも多く北朝鮮の読者を獲得したい」と話し、北朝鮮住民の自発的な反応を期待した。

 創刊号は、北朝鮮のミサイル発射事件や韓国の盧武鉉大統領(当時)が訪朝した際の民衆の反応、北朝鮮の経済官僚へのインタビューなどを特集。また、金正日総書記が地方視察した際、チャイナドレスを着た現地の「喜び組」に驚いて平壌に帰ってしまったというジョークめいた逸話も収録されている。

 執筆者は、北朝鮮の住民や中国への脱北者が中心。北朝鮮の統制機関や労働党秘書の経験者もおり、外国人ジャーナリストには困難な北朝鮮国内の実情を、隠し持ったビデオカメラや録音機を使って取材。ビデオテープの受け渡しは北朝鮮国境を越えて中国で行われる。記者の名前は安全上の配慮から仮名が使われているが、記者の素性は発行元である編集部が把握している。

 石丸氏が北朝鮮の取材をはじめた1993年ごろは、北朝鮮国内の協力者からビデオの映像や情報を得ていた。しかし北朝鮮国境付近の難民を600人近く取材してきた石丸氏は、協力者から情報を得るだけでは限界を感じるようになった。「(協力者には伝達・記録することの)主体性がなく、情報の質が高くなっていかない」、さらに「情報の信憑性に不安があった」という。

 「いまのままでは北朝鮮の人々がこの苦難の時代をどう生きて死んでいったのかが、まったく記録に残らない」。石丸氏は北朝鮮のメンバーとの話し合いでこういった認識を共有した。02年、国内の協力者や脱北者からジャーナリストへの関心を持ち、身の危険を顧みず自分たちで情報発信したいという声があがりはじめた。北朝鮮では、国外への情報発信がスパイ行為として当局に摘発されてしまう危険がある。「北朝鮮に協力者ではなく、ジャーナリストを作ることが時代の要請であると考えた」と石丸氏。

 リムジンガン朝鮮語版の編集担当である崔真伊(チェ・ジニ)氏は「北朝鮮社会を浄化するような雑誌になってほしい」と話した。チェ・ジニ氏は99年に脱北し、韓国に亡命した。梨花女子大学では修士課程を修了、女性学を専攻した。北朝鮮住民の意見が反映されないことが国内の政治を悪化させたとしたうえで、「北朝鮮の外と中をつなぐ橋渡しになれば」と抱負を語った。

 同誌朝鮮語版は隔月発行で、日本語版と6月発行予定の英語版は季刊。合わせて3000部を発行し、すでに一部が北朝鮮や中国に搬入済みだ。「北朝鮮の在韓高官にも朝鮮語版を送った。金正日総書記に送るつもりだ」と石丸氏は話している。

東京:黒井孝明
この記事の初出は日本インターネット新聞(JANJAN)です。

少女暴行事件押しつぶす沖縄への圧力②

沖縄で起こった米兵による少女性暴行事件を糾弾する集会が、10日の夕方から東京で行われました。沖縄の市民団体から安里英子さんが出席し報告したほか、山内徳信、神本美恵子両参院議員らからもお話がありました。集会後はアメリカ大使館への抗議デモが行われました。 

(「前回」からの続き)

参加者からの発言
 次に参加者のみなさんからの発言がありました。

山内徳信・参議院議員「基地があるかぎり、いっぱい問題が起こる」
 安里さんの訴えをみなさんの問題として受け止めてほしいと思います。金曜日にこれが日本かという光景に出くわしました。参議院で戦後補償の問題で訴えがあったとき、それをつぶすような別の団体がマイクで「在日朝鮮は帰れ帰れ」と大きな声で言っていた。情けない、悲しい思いだった。こんな小さな日本で、緑豊かな水清き日本の国で罵声を浴びせている。ショックだった。


          山内徳信参議院議員 
山内徳信参儀院議員.jpg沖縄を孤立させるなという訴えは救いです。基地があるかぎり、いっぱい問題が起こる。読谷村の村長をしていたとき、今回の事件と同様の事件に遭遇しました。被害者の関係者の人たちと一緒に基地に入って、「君たちは帰れ」「あなたたちの土地はアメリカにある」と死に物狂いで訴えました。それでも改まらない。

 一番悪いのは日本政府です。その政府を日本国民が選んでいることへの自覚がない。人権や平和を大事にする国会議員を選ばなければ、この国は変わらない。なぜワシントンの司令部が座間に来るのか。艦載機がくるのか。(基地の人々の思いを)つぶしているのは日本国民。目覚めた自覚をもって選挙に取り組まなければ日本が悪くなる。今日の集会を開催して下さった国民広範の皆さんに、沖縄の者として感謝します。

神本美恵子・参議院議員「被害者に落度はまったくない」
 インターネットで被害者が悪いといっているのを見て怒りを感じました。この問題についての全国紙の扱いは小さかった。基地問題が沖縄問題に矮小化しており、なぜ自分の問題、自分の家族の問題として考えることができないのか。県連の政治スクールでこの問題を取り上げたとき、被害者の落度とするのかおかしいというと、参加者の中からすぐに「異議あり。親の躾が悪い」という声がありました。残念なことですが、一部の男性の中にはこの問題を共有できない人たちがいることは事実です。


                             神本美恵子参議院議員
神本美恵子参議院議員.jpg今回は親告罪なので、告訴を取り下げれば犯罪として取り扱われることはない。でも、それでいいのでしょうか。被害者が泣き寝入りをしなくてもすむような法体系にする必要があります。基地が存在するかぎり、女性への性暴力は終わらない。被害者に落度はない。こんな恐怖に陥った被害者になぜ落度があるのか、と声を大にして言いたい。この問題は国会や沖縄の女性だけの問題ではない。アメリカ大使館と総理大臣に対し、抗議の要請をしました。

神奈川平和運動センター「住民投票のための署名活動をしている」
 神奈川も基地を抱えています。いま住民投票運動をやっています。56万を超える署名を横須賀市長に渡して頑張っています。昨年、住民投票条例をつくってもらい、41,000を超える署名をして請求し、成立しましたが、市議会で否決されました。横須賀に原子力空母がくることへの住民の不安に対し、国や米軍や市長だけで決めていいのでしょうか。もう1回、住民投票をやるために署名運動をしています。女性や若者たちが市内各地で書名活動をしています。

 8月19日に原子力空母がくると言われているので、その1ヶ月前の7月19日に横須賀で一万人規模の集会をやることを計画しています。各県からバス2台がきてくれることになっており、全国規模の集会にしたいと思っています。座り込みや街宣などの活動を通して、国民は横須賀に原子力空母がくることを望んでいないことを訴えたい。もし、入ってくれば、さらに大きな集会をしたい。

平和の声・行動ネットワーク(入間市)「やるべきことはある」
 入間基地にパトリオットミサイルが配備されました。配備される1ヶ月前、デモをしました。100名たらずの参加者に対し、数十名の公安がきて物々しい雰囲気でした。花粉症なのか、白いマスクをしている人もいました。予定が急に変更になり、翌日の深夜、30トンの大型トラック2台きて、パトリオットミサイルはひそかに運び込まれました。運送会社は日本通運です。議会で問われ、市長がポロッと漏らした。

 基地の隣には中学校があります。基地の周りには小学校や中学校があるので、市民の反感を恐れ、深夜コソコソ運び込んだのでしょう。保守的な土地柄ですが、少しずつ、住民の意識が変わってきています。基地の中にミサイルを運びこまれてしまいましたが、やるべきことはある。多方面の市民運動に呼びかけていきたい。

若者中心に活動している団体「アメリカも日本政府も誠意がない」
 辺野古への座り込みに参加しました。今回の事件は基地があることによって起きた事件。アメリカも日本政府も反省の意思を示していません。総領事館に行き、メア総領事とアポイントをとったとき、多忙のために会えないと断られました。あとをつけてみると、飯やに入って飯を食っていました。そのあと、スターバックスに寄ってコ―ヒーを飲んでいました。まるっきり誠意を示していない。正当性がないから、逃げるしかないアメリカと日本政府。

 その一方で、辺野古や高江地区のヘリパットなど、新規の基地建設が進められている。現地では人手が足りないので、一人でも多く現地に足を運んでほしい。昨日、辺野古の基地建設の環境調査が1年遅れるというニュースがあった。嬉しい。ねばり強い現地の闘いがあったからだ。現在の抗議運動が辺野古への基地建設を遅らせているように、実際にやればとめられる。現状に満足せず、東京でも伝えて世論を喚起したい。若者たちにも関心をもってもらうように訴えていきたい。

日本労働党「この国の運命を握っているのは私たち自身だ」
 この種の問題解決のためには、基地をなくす以外にない。1995年の少女暴行事件以来闘ってきたが、同じ事件が起きている。政府は窮地に陥っている。1995年の事件のように、どうにもならないほど追いこめられている。岩国はかろうじて政府が勝った。米軍再編の手がかりをつかんだ矢先、この事件が起こった。日本はアメリカの基地を沖縄に押し付けてきた。アメリカから完全にこの国が独立するしかない。

 世界中でアメリカは窮地に陥っている。アメリカと一緒に戦った国の政府は窮地に陥っている。ブッシュがアラブを一週間回ったが、どこの国からも相手にされなかった。アラブは一つ。イランは兄弟。自分の国の運命は自分たちが握ると決めた。イランがイラクに行って傀儡政権のマリキと握手をした。団結してやっていこうと言った。世界中がその流れにある。日本から米軍基地をなくすために、安保条約を破棄する。この国の運命を私たちが握っている。その全国の闘いにしていきたい。

◇ ◇ ◇

 最後に、沖縄における米海兵隊員による女子中学生への性暴力事件への抗議と在日米軍即時撤退を求める、「ブッシュ大統領への抗議文」と「全国へのアピール」が読み上げられ、いずれも大きな拍手をもって採決されました。
◇ ◇ ◇

東京:ひらのゆきこ
この記事の初出は日本インターネット新聞(JANJAN)です。

少女暴行事件押しつぶす沖縄への圧力

 3月10日午後、東京・虎ノ門で「米兵による少女性暴行糾弾! 沖縄を孤立させるな! 米軍基地の即時撤去を求める緊急集会」が開催されました。緊急集会にもかかわらず大勢の参加者が駆けつけ、沖縄からの報告として、安里英子さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)からお話がありました。集会のあと、アメリカ大使館への抗議デモが行われました。主催は緊急集会実行委員会(発起責任団体は「自主・平和・民主のための広範な国民連合」)。

安里英子さんのお話
 安里さんのお話によると、今回の事件は若者たちが大勢集まる町の真ん中にあるミュージックタウンで起きており、基地の外には米軍の住宅がたくさん建っていて、加害者もそこに住んでいたそうです。沖縄に住む米軍関係者は4万4,963人。その中の1万7,048人が基地の外に住んでいることを、今回の問題が起きてから防衛省が公表したことを明らかにしながら、外と内側の区別がなくなっている状況の中で起こった事件であるとの認識を示しました。

                      安里英子さん
安里英子さん.jpg米軍兵士は沖縄の人が住めない高級住宅に住んでいる
 沖縄の民間アパートの家賃は4~6万円ですが、米軍住宅の家賃は26万円ぐらいで、最高額は46万円。米軍は沖縄の人が住めないような高級住宅に住み、気ままな生活ができることから、基地外に住むことを希望する米兵が増えているそうです。そのお金はどこから出ているか。日本の思いやり予算から出ている。つまり、日本が米軍にお金を出し、基地外の高級住宅に住む米兵が起こした事件であることを認識する必要があることを強く訴えました。

 今回の事件では、インターネット上での被害者へのバッシングがあったと述べ、なぜついて行ったのか、ついて行った者が悪いといった、被害者に対する非難がものすごい数に及んだことに言及しながら、こういう事件が起こると必ず被害者への誹謗中傷が起こるが、今回もそれが目立ったことを指摘しました。

被害者を追い詰めた「週刊新潮」の心無い記事
 被害者に付きまとい、家族のプライバシーを記事として書いた「週刊新潮」は、被害者と一緒にいた友だちにも付きまとったそうです。その結果、被害者だけでなく、まわりの中学生までバッシングにあい、被害が拡大したことによって、学校や町が異様な雰囲気に包まれ、被害者が告訴を取り下げざるをえないような状況に追い込まれてしまった、との認識を示しました。

 事件が起きたとき、女性たちはすぐに抗議行動を起こし、記者会見を開いたり、あちこちで集会を開いたそうです。しかし、その後被害者が告訴を取り下げたため、「どう言ったらいいか、ある意味の混乱が生じた」とそのときの状況を述懐しました。「抗議をやめなさい」とか、「被害者を守らなければならない。告訴を取り下げたのに運動が被害者を追い詰める」といった民主団体などからの働きかけや、「少女の立場に立てなかった、守ることができなかった」などとするマスコミ報道があり、どうしたらいいのか悩んだことを明らかにしながら、「なにが事実か。いま起こっていることはなにか。昨夜も遅くまで仲間たちと話し合った」と語りました。

なぜ被害者は告訴を取り下げたのか
 告訴を取り下げた理由について安里さんは、「身を守るため」との見方を示しました。このような事件が起こると、すぐに防衛省が駆けつけ、事件をもみつぶすために示談にもっていくことに言及し、闇から闇に葬られ、表に出ているものは氷山の一角であり、実際はその何倍もの事件がもみ消されている、と語りました。

 安里さんのお話によると、アメリカの軍隊を置いている国の女性たちのネットワークがあり、2年に1回集って国際会議を行っているそうです。そこでは性暴力や国際条約の法的な問題などが話し合われており、アメリカ政府の報告によると、フィリピン、韓国、日本など、軍隊を置いている国の性暴力は約3,000件あり、06年は申し立てが2,947人で、告訴取り消しが670人となっていて、いったん告訴したあと、途中で取り下げる事例が増えていると語りました。

裁判そのものが2次被害をもたらす可能性がある
 その理由として、加害者が軍人の場合、軍隊(からの)圧力や恐怖心があり、その中で被害者が裁判に訴えることは相当の重圧があり、裁判そのものが2次被害をもたらす可能性があることから、中学生がそれに耐えられるのか、としながら、被害者に対する心のケアの制度のない日本では、被害にあっても告訴を取り下げざるを得ない状況にあることも問題があると指摘しました。

 今回の場合、学校がポイントとなりますが、新聞に載った関係者のコメントを読むと、「安全教育を徹底して行う」となっており、危ない人にはついていかないという教えは、危ない人について行った被害者が悪いということになってしまうので、ますます生徒を追い詰めていくことになる、と述べ、学校教育が生徒の立場に立っていないことへの懸念を示しました。

米軍に基地がある限りこの問題は解決しない
 安里さんは、米軍基地がある限りこの問題は解決しない、と述べ、基地撤去以外に解決の方法はないことを強く訴えました。(基地があることが前提となっている)地位協定見直しではなく、安保条約を直ちに廃棄すべきであり、基地撤去が多くの沖縄の人々の叫びであることを、重ねて強く訴えました。

 安里さんは、これまでも米軍の犯罪がうやむやにされ、もみ消されてきたことや、裁判になっても軽い罪で国に帰って終わりといったことを繰り返してきたことに言及し、犯罪者は国際法廷で裁くべきであるとの考えを示しました。今回の事件について沖縄タイムスや琉球新報などが、告訴を取り下げたあともきっちりした論調でこの問題をとらえ、みんなの意見を集約して伝えていたことを高く評価しました。

できることを一つひとつやっていく
 今回の事件を日本政府がもみ消したいと思っているのは、この問題が米軍再編に与える影響を恐れているからであるとの認識を示しながら、県民の基地に対する反発は強まっており、3月23日の県民大会では、教科書問題のときのように超党派は難しいが、基地の前での女性たちの3日間の座り込みなど、抗議行動を起こすことを明らかにしました。

 安里さんは、「被害者が悪いというのはいったいなんなのか」と厳しく問いかけながら、心無い誹謗中傷に立ち向かうためにも、小さな集会をもち、小さな声がまとまっていくような模索を続けていきたいとし、「沖縄の闘いは模索しながらの闘い」であるとの認識を示しながら、まるで総レイプを受けているような精神状態にある中で、いまできることを1つ1つやっていくことでつながっていきたい、との思いを訴えました。
東京:ひらのゆきこ
この記事の初出は日本インターネット新聞(JANJAN)です。


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