あか

イギリス&アイルランドの旅(6)   

   ~ ヒースを追って ~  
 

イギリスは世界の大国で発言力も大きいので、面積もそれなりにあるのかなと思っていたが、調べてみると日本の70%弱しかない小さな国である。
ちょうど名古屋から北海道までの面積ぐらいしかないのに驚く。
北のスコットランドの首都エディンバラから、南のイングランドの首都ロンドンまでは、およそ500㎞強である。
札幌から根室までの距離にほぼ相当し、バスで自然観察にでかける私たちは、日高山脈を越えて1日で走破する。
今度の旅行ではこの間の距離を4日間かけて縦断し、イギリスの田園風景をじっくり楽しんだ。 (続きを読む…)

咲き始めた海浜植物 

6月も中旬になると北海道では、湿原に海辺に高原に、花が一斉に咲き始める。
テレビはどのチャンネルを回しても、朝のワイド番組で咲き始めた野の花を、中継で紹介している。
札幌からもっとも近い海水浴場でもある隣町の石狩浜に、海浜植物を見に出かけた。

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イギリス&アイルランドの旅(5)  

 ~ イザベラ・バードの眠る地 ~    

イギリスの女性旅行家イザベラ・バードが、明治11年日本を訪れ、女一人で日本各地を
回った。まだ鉄道も車もなかった時代である。
しかも西南戦争が終わったばかりのまだ世情不安定な時期に、女一人で農村の貧困ぶりをつぶさに見ながら、北海道ではアイヌ集落まで訪れている。
とくに東北から北海道にかけての見聞を本にしたUnbeaten Tracks in Japan「日本奥地紀行」は、当時イギリスでベストセラーになったという。
また、明治初期の日本の実情を第三者の目で見た資料として、貴重な文献とされている。
明治政府の招きで後に来日し、東京帝国大学で教師をしていたチェンバラは「バードの書は英語で書かれた最善の日本旅行記である」と絶賛している。

このバードがエディンバラの墓地で眠っている。
めったにない機会である。お参りすることにした。

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イギリス&アイルランドの旅(4)

~歴史感じるスコットランド~

エディンバラはスコットランドの首都である。
スコットランドは隣のイングランドと一緒にイギリスを構成していながら仲が悪く、互いに張り合っているという。
街全体が世界遺産に登録されている歴史の重みが、プライドを支えているのだという。
エディンバラのパブで、イングランドをほめると嫌な顔をされ、時には口論になるのでご注意とアドバイスされる。

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日本一のスズランの里

鈴のような白い花を可憐に咲かせるスズランは、札幌市の花に指定されている。
ところが札幌市内では自生しているスズランは、開発と乱獲によってほとんど見られなくなった。
わずかに郊外で観察されるだけだ。
そのスズランが大群落をつくっているところがある。
「スズランを見に行こう」といわれると、その魅力にひきずり込まれてしまう。
5年ぶりに日本一のスズラン群生地に出かけた。

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イギリス&アイルランドの旅(3) 

~ 旅の伏兵 火山の噴火~

旅行中に大西洋に浮かぶアイスランドで火山が噴火した。
去年、この火山の影響で欧州の空港は閉鎖され、空のダイヤは大きく乱れた。
ヨーロッパの大混乱の様子が、日本のテレビでも連日伝えられたのも記憶に新しい。

私たちの旅の予定ではアイルランドのダブリンからスコットランドのエディンバラへは、空路移動である。
大丈夫かな。長期間足止めを食らうことになるのかな。
不安がよぎった。

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イギリス&アイルランドの旅(2)

 ~ 古代遺跡のロマン ~

古代遺跡が発掘されると、漠然とロマンを感じる。
しかし、歴史的背景も知らない他国にある古代遺跡を見に行こうという気にはなれない。
ところが「エジプトのピラミッドよりも古い遺跡があるのですよ」といわれると、ムラムラと好奇心も湧く。
どんな遺跡なのかダブリン郊外に出かけた。

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イギリス&アイルランドの旅 (1) 

イギリスの西側に位置するアイルランドという国はどういう国だろう。
イギリスはいろいろ情報を目にするが、お隣のアイルランドは何となく遠い国で、日本からみてあまりご縁のない国のように思っていた。
IRA(アイルランド共和軍)、ジャガイモ飢饉、ケネディ家、最近では財政危機ぐらいのキーワードしか浮かんでこない。
今回、趣味の仲間とともにイギリスを旅し、初めて隣国のアイルランドも訪れる機会をもった。
そして、アイルランドは隣の大国イギリスに激しい抵抗を示して今日の独立を勝ち取った、プライドの高い国であることを強く印象づけられた。 (続きを読む…)

美瑛の青い池 

北海道のへそと云われる富良野の隣に、美瑛(びえい)という町がある。
美瑛というとパッチワークで知られる畑が広がる「美瑛が丘」で知られ、北海道を代表する観光地の一つになっている。
その美瑛に、水の色が真っ青な青い池があるという。
その名も「青い池」。
色がついた湖沼としては裏磐梯の五色沼、雌阿寒岳に近いオンネトーなどが知られているが、美瑛に青い池があるなんて知らなかった。
珍しもの見たさに、18日植物観察仲間と一緒に春浅い当地を訪れた。

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枝垂れるサクラ

札幌では北海道のサクラ、エゾヤマザクラがすでに峠を越しているが、本州から持ち込まれたサクラ、ソメイヨシノは本数は少ないが開花は遅く、今が満開である。

サクラにもいろいろあるが、シダレザクラというサクラがある。
京都の醍醐寺(写真右)や、東京の六義園などの名刹・名園では、垂れている枝を添え木で支えている大木のシダレザクラをテレビでよく見かける。
歴史の浅い札幌では、そのようなシダレザクラは見当たらないどころか、本数自体もわずかで、これまでに北海道神宮境内でしか見たことがない。

今年3月、北海道大学博物館で植物標本のボランティアをしている植物愛好家を訪れたとき、3階の窓から見えるなんの変哲もない木が、シダレザクラだと聞かされた。
「えっ! こんなところにシダレザクラの木があるのか」
あれから2か月、もうそろそろ咲いただろう。
5月も半ばとなった週末、自転車のペダルをこいで、北大構内にいそいそ出かけた。

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