この記事についてつぶやく震災日誌(4)
[地震・津波を正しく恐れる、宮古市田老町]
[八月一六日]
宮古市田老町に足を運んだ。郷里の青森・むつでの墓参りの帰途である。久慈市から国道四五号線を車で南下した。峠を越して海沿いの集落に乗り入れるごとに、津波で流された住宅地跡が眼に飛び込んでくる。どの地も三月一一日までは人々の暮らしとの場であり、ふるさとの安らぎが満ちていたのだ。人の気配のする建物は、一階だけの被害で済んだのかとほっとする。しかし、周りの家々が徹底的に破壊されている以上、当たり前の暮らしが残っている訳ではない。田老町の手前、峠の国道沿いにある道の駅たろうは多くの客でにぎわっていた。そういえばお盆休みの最終日。帰省の人々のものか、他県ナンバーの車も多い。いつものお盆と変わらない光景だ。国道はやがて田老湾に向かって高度を下げていく。息をのんだ。防潮堤の背後に拡がっていた家々はことごとく流され、土台が残されているだけだった。街がない。
この記事についてつぶやくたけちゃんの独り言
一人で遠方行動
◆台風12号が関東に来るとの予想の日に、旧会社の同期会に出席した。西にずれた台風だが、飛沫のような時々雨の中、自宅からタクシーで立川駅→小杉駅→タクシーで会場の道順をとった。本当は4つ先が最寄り駅だが、歩行器を使うので、駅ホームにエレベータがないと行動できない。「立川駅にエレベータ設置」は、立川在住の高橋さんが運営の障害者自立組織が、1981年に起こした運動に始まる。もう30年前の話である。最近は多くの駅にエレベータ等は普通だが、一日の乗降客が5千人以上の駅に設置の指導などあり、交通バリアフリー法も出来て整備が進んだ。障害者になって、つくづくありがたいと思う。
◆出席は14名(女性2)の73-74歳のメンバーである。小生の障害に限らず、ドクターヘリで搬送された人、大腸・胃癌だった人、難聴の人、白河から来る人もいた。半世紀以上の付合いの話題は、とりとめない話でいつも終わる。4月の熱海宿泊会(その時は車に乗せてもらった)以来である。単独の遠方行動は、入院以来8年で実現した。リハビリ開始頃、東京駅に行って帰って来れると、病院で言われての目標達成だった。帰りは電車のラッシュ時間帯にあたり、乗車に難儀したが、途中まで連れもあり助かった。皆元気である。
立川:たけちゃん
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この記事についてつぶやく震災日誌(3)
[大震災とメデイア]
六月一五日、見逃したETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図」(五月一五日放送)と、続編「続報・放射能汚染地図」(六月五日放送)を見た。後輩にDVDをダビングしてもらった。いずれも力作だった。被曝の危険を冒しながら、自主測定を続ける科学者たちの姿に胸を熱くした。通りいっぺんの測定データを発表するだけの政府。それも住民のほとんどが真実かどうか首をかしげる数字だ。その上、SPEEDの汚染予測データを隠し続けていた政府。木村真三さん、岡野真冶さんら科学者の努力は国民を欺き続ける政府、そして御用学者と呼ばれる人々と対極にあった。
この記事についてつぶやく道東湿原の旅(4)
~遺跡の湿原・標津湿原~
一連の湿原訪問の旅で、これまで一度も訪れたことがなかったのが、標津(しべつ)湿原である。
名前はよく聞いており、今回の旅で楽しみにしていた湿原でもある。
訪れると入場料が必要だという。
えっ、湿原に入るのに入場料が要るの?
湿原に足を踏み入れて分かった。
標津湿原には湿原を流れるポー川流域に、北海道最大級の縄文時代の住居跡の遺跡がある。
この遺跡群が国の文化財に指定されたことに伴って、標津湿原も周辺の自然環境保全の立場から、国指定天然記念物として保護された。
現在「ポー川史跡自然公園になっており、その入場料として有料になっていた。
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この記事についてつぶやくたけちゃんの独り言
ヤマガラのおみくじ芸
◆梅雨があけて、猛暑と共にカッコーの鳴き声を聞かない。5月末飛来して今頃迄いたが、北上したのだろう。原発事故の福島あたりに移ると、放射線浴びてどうなのだろうと思う。
◆一家で1鳥の飼育が認められたメジロは来年春から捕獲禁止になるという。これで全ての野鳥は捕獲全面禁止になる。このWEB読んでいたら、思い出はおみくじをひく鳥だった。
◆戦後まもない頃、闇市で鳥が、お賽銭もって箱に入れ鳥居をくぐり、鈴を鳴らし、神社の扉の中のおみくじを持ちかえる露店があった。「ヤマガラのおみくじ芸」と言うらしい。小学生の頃、飽きずに見ていたが、懐かしくYouTubeにあった。画面で数十年前を思い出して、飽きずに何回も見た。1年訓練して撮影後は放鳥とあった。呑気にすることがボケ防止とか。
立川:たけちゃん
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この記事についてつぶやく道東湿原の旅(3)
バスは太平洋岸から知床と根室の間にまたがる根室海峡に入る。
この地域の北海道海岸は干潟や砂州など、特異な自然の景観が見られる地域である。
根室半島の付け根にある風蓮湖から砂州が伸び、広い干潟になっているところが春国岱(しゅんくにたい)だ。
また海流の影響でかぎ型に伸びてできたのが野付半島で、国内最大の砂嘴(さし)だ。
この二つの自然景観に共通しているのは「樹の墓場」である。
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この記事についてつぶやく道東湿原の旅(2)
~ 霧多布湿原トラスト ~
北海道の地名は、大半が耳で聞いたアイヌ語をそのまま漢
字にしたものである。
この結果、長万部(おしゃまんべ)だとか、倶知安(くっちゃん)などのユニークな地名が生まれ、中には難読地名も多い。
その中で、霧多布(きりたっぷ)ほど、その地域にぴったりとした名前がつけられた所は、他に知らない。
これまで5回ほど花が咲き乱れる時期に、霧多布湿原を訪れているが、一度も霧がかかっていないときはないのだ。
従って湿原全体の全貌をいまだに見たことがなかった。
地名をつけるのに、いい加減な漢字をあてた役人が圧倒的に多い中で、たまたま偶然かもしれないが、この地に赴任した明治新政府の役人は、漢学の素養があったのではと勝手に思っている。 (続きを読む…)
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この記事についてつぶやく道東湿原の旅 (1)
~日本一の釧路湿原~
広い北海道は大別して道央・道南・道北・道東の4地域に分けられる。
九州と四国を加えてもなお広い北海道は、おのずから気温差も大きい。
とりわけ道東の釧路・根室地方はもっとも気温の低い地方で、夏に20℃を越すとニュースになるくらいだ。
6月末日までの2泊3日で、もっとも遅く花がでそろった道東の湿原めぐりに出かけた。
この記事についてつぶやく積丹半島の花園
北海道の日本海側に突き出る積丹(しゃこたん)半島には2つの灯台がある。
1つは積丹岬灯台で、もう一つは神威(かむい)岬灯台だ。
灯台は絶壁の上に立っており、その周辺はこの時期一面のお花畑である。
6月下旬、2つの灯台目指して歩いた。
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この記事についてつぶやく小笠原の思い出
~世界自然遺産登録~
小笠原諸島が世界自然遺産に登録された。
国内では白神山地・屋久島・知床に次いで4番目だ。
東京から南へ1000㎞、太平洋に浮かぶ小笠原諸島にちょうど10年前訪れた。
世界遺産の話もなく、まだ規制もゆるやかだった時代だ。
裸の小笠原がそこにあった。
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