イザベラ・バードが馬から転げ落ちた険しい峠

イギリスの女性旅行家イザベラ・バードは、時代が江戸から明治にかわって間もない明治11年、当時まだ未開の地 
であった北海道を旅行して、Unbeaten Trackes in Japanを書いた人として知られ、日本では「日本奥地紀行」として
翻訳された。
この旅行記は明治初期の日本を紹介するものとして、イギリスでベストセラーとなり、同時に東北から北海道の当時
の人々の生活や自然を、第3者の目でみた貴重な記録にもなった。

そのバードが歩いた道を辿ろうというイベントに、去年に続いて今年も参加した。 

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夏のニセコ(下)

夏の神仙沼は別の顔を持っていた。
豪雪と強風による厳しい自然でなく、これまで見たことがない柔らかな神仙沼があった。
なぜこんなに印象が変わったのだろう。
それは水面を覆っている水草が大きく影響しているのに、間もなく気づいた。
水草にもいろいろあるが、神仙沼に生えているのは主にミツガシワである。
ミツガシワが広く繁茂して、水面を支配していた。
また向こう岸からも勢力を伸ばし、沼全体の半分以上がミツガシワに覆われている状況になっていた。(写真右) (続きを読む…)

夏のニセコ(上)

「ニセコ」というと何を連想するだろうか。
やはりスキーと温泉だろうか。
とく雪質のよいパウダースキーが楽しめるスキー場のあるリゾート地として、国内だけでなく、オーストラリア資本が進出する異色の地となった。

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森と湖の国フィンランド(3)

 ~夢と厳しい現実の展示物~

北国の夏は短い。
気温がもっとも高いのは7月下旬で、8月に入ると早や秋風が忍び寄る。
私たちがタンペレを訪れたのはこの暑いときで、都心の緑が一番濃くなっている時期でもある。
街を歩くとその緑の街路樹が、ほとんど同じ種類の木であるのに気づく。

セイヨウボダイジュ、日本で言うシナノキの仲間だ。
とくに10丁ほどある札幌の大通公園のような通りを、早朝端から端まで歩いてみたが、両サイドの街路樹はすべてボダイジュで、見事な景観をなしていた。(写真右)

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森と湖のフィンランド(2)

~北極圏をまたぐ~

フィンランドは南北に長く、北部はラップランドといわれている地方で、大半が北極圏に入る。
トナカイとサンタクロースの本場である。
私はある植物を求めてラップランドに行こうとしたら、コングレス参加の女性陣から、「せっかくここまで来たのだから、私たちも北極圏に行きたい」という希望があり、結局女性5人を含む7人でラップランドを目指した。

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